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埼玉配電工事株式会社様(電力部門)

 

本社 〒337-0011 埼玉県さいたま市見沼区宮ヶ谷塔3-105
取締役 安全部長 新井誠二様
安全部 課長 小野寺清一様


安定した電気の供給を支え暮らしのエネルギーを守る

24時間、安定した電力供給の一躍を担い、埼玉県内の暮らしのエネルギーを守る「埼玉配電工事株式会社」様では、作業現場においてヨツギの製品、特に「低圧用ゴム手袋」が欠かせないといいます。作業される現場の方々が使用する製品は個々に発注されており、ヨツギの低圧用ゴム手袋をご指名いただく割合が大変多いとのお話しをいただきました。


日常の安全認知からはじまる徹底した安全教育、技能研修

新井様 写真

配電線には、6,600ボルトの高圧線と200ボルト・100ボルトの低圧線があります。 高圧線の電気は電柱の柱上変圧器で200ボルトまたは100ボルトに降圧され低圧線に流し、皆様の家庭や商店などへ電気をお届けしております。

これらの工事は、高所作業車で行われると同時に無停電で電気を扱うわけですから、作業員の安全確保は当然のことであり、ひとつの事故により周辺への電気の供給が止まることもあり、万が一という状況があってはならないものです。

電気工事を扱うには、配電工事技能認定制度という資格制度が電力会社さんの制度としてありまして、この資格の取得が前提条件になります。1級、2級、3級と等級によって作業レベルが変わってき、安全に対する知識や技能の習得も等級により高いものが求められます。

この他に弊社独自の取り組みとしては、社員に対して様々な研修を実施しています。まず入社後の初期研修では現場での安全からではなく、日常の安全から学び始めてもらうことも特長かもしれません。新人に現場でいきなり安全確保といっても経験がないものですから、安全に対しての意識づけを行う上では、日常から入っていくことが重要と考え研修を実施しています。さらに、入社5年目未満の人材育成を徹底していまして、企業倫理や安全対策を机上で学んだり、30年以上のキャリアを持つ「安全コーチ」の元に実践的な安全への取り組みを現場で指導したりしています。


作業環境に対応した製品を生み出すヨツギさんは安全のコンサルタント

新井様 小野寺様 写真

私たちの作業安全を支えるものは、このような研修、技能の積み重ねであったり、現場に適合したノウハウの習得であったりしますが、やはりもう一つ重要なのが安全に由来する防具や保護具などの身を守る道具も重要なものと認識しています。

現行の「低圧用ゴム手袋」などは、かつて弊社からの要望で開発された製品であり、耐久性もあり、薄くて柔らかいので使いやすく、安全性を確保しつつ、作業効率を高めてくれていることが作業員の人気を得ている秘訣だと感じています。

私たちの業務では、現場作業に新しい工法や設備などが導入される度に、技術や作業も日々進歩して、新たな安全対策への課題が生まれることがよくあります。ヨツギさんの場合は単に製品を納入してくれるメーカーさんという立場ではなく、このような新たな安全対策課題が生じた場合にも、相談すれば一緒に作業に適合した製品改善を考えてくれることが強みなのではないでしょうか。いわば安全のコンサルタントと言ってもいいかもしれません。

写真:工事風景
写真:手袋

現在も弊社から改善のアイデアを出し、新たな試作品の作成をお願いしているところです。かつて「低圧用ゴム手袋」が弊社の要望から定番商品となったように、安全に対する思いは弊社もヨツギさんも不変であり、社員の安全を考えながら、その波及が全国の電気工事に携わる人々の安全につながるような製品開発になるよう取組みたいものです。単なる製造メーカーではなく、ヨツギさんの存在は意義のある安全開発パートナーのように映ります。


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